新型コロナウイルス感染時にかかる入院費用等について

お知らせ

新型コロナウイルス感染後の費用について( PCR検査・入院費・民間の生命保険からの給付金など)

-PCR検査費用について-

PCR検査は、1.患者が検査費用を負担しなくていいケース2.患者が検査費用を負担しなくてはならないケースに分かれます。

1.患者が検査費用を負担しないケース

患者が検査費用を負担しないケースは、患者に発熱などの症状があり、PCR検査が必要と医師が判断した場合です。この場合は、検査結果が陽性であろうと陰性であろうと、患者はPCR検査費用を負担する必要はありません。

通常、保険診療における検査費用は、現役世代であれば7割が健康保険の適用となり、患者は3割を自己負担します。しかし、新型コロナウイルスの判定のためのPCR検査の場合は、3割部分が公費負担になります。ただし、病院での診療の全てが無料になるというわけではありません。PCR検査以外の保険診療の費用に関しては、通常どおり患者は3割負担となります。

2.患者が検査費用を負担するケース

体調は悪くないが、念の為PCR検査を受けておきたい、自分が感染しているか不安なのでPCR検査を受けたいという人もいると思います。こういった場合は、自費でPCR検査を受けることができます。

費用は2万円台後半〜4万円前後でさまざまです。PCR検査は結局のところ、検査時点での判定結果しか分かりません。仮に検査で陰性になったとしても、病院からの帰りの電車で感染してしまうリスクもあるわけで、不安だけが先行し、お金をかけすぎないように注意しましょう。

入院費はいくらかかるのか。

実際に発熱や咳の症状がある上、PCR検査で陽性と判定された場合は入院を考えなければなりません。新型コロナウイルスは指定感染症にあたります。そのため、入院費用に関しても公費負担になります。「入院したら何万円ものお金がかかる」と考えて、症状があるのに検査を受けない、病院に行かないといったことがないように気をつけましょう。

-もらえる給付金について-

ここまでで新型コロナウイルスに感染した場合の医療費の不安は解消されてきたかと思いますが、有給休暇を使い切り、欠勤扱いとなった場合は収入が減少します。ここからは、感染してしまった場合に受け取れる給付金について説明します。

生命保険の入院給付金

多くの生命保険会社では、新型コロナウイルスの治療のための入院は入院給付金の対象にしています。例えば、入院給付金が5000円のタイプの保険であれば、14日間入院した場合は7万円が支払われます。

感染者が増えて医療機関の病床が逼迫し、入院できない人が治療のために指定されるホテルや自宅での療養をする場合にも入院給付金の対象になるケースはあります。もちろん「病院が混んでいるので自主的に自分を隔離した」と申請しても保険金は降りないでしょう。

病院以外での療養期間を入院とみなすためには、医師の証明書が必要になる可能性は高いといえます。具体的な手続きについては加入している保険会社に確認しましょう。

傷病手当金

「今、新型コロナウイルスに感染してしまったら、自分は有給休暇を使い切ってしまっているので欠勤扱いになってしまう」という不安をお持ちの方もいると思いますが、会社員の方々(被用者保険に加入の方々)は、傷病手当金を利用できます。

傷病手当金とは、病気やけがで3日間連続して仕事を休んだ場合、4日目から最長で1年6ヶ月間、過去1年の標準報酬月額の平均額を30で割った金額の3分の2が1日あたりの手当金として支給されます。

最近では、新型コロナウイルス感染者が日に日に増加しており感染対策をしていたとしても、自分が感染する可能性があります。そういった可能性を踏まえ、入院した際は有給休暇を何日使えるのか、収入が減ってしまったら際はどうするのか、加入している保険があれば入院手当がいくらになるのか、しっかりと適応されるのかなどを事前に一度問い合わせをしてみましょう。感染してから動くのではなく事前にしっかりと準備し計画を立てることが自分の為にも重要となってくると考えます。

SHIELDによる除菌・消毒作業は、大阪府全域、兵庫県、奈良県、京都府の一部地域で対応可能です。

まずは、0120-947-983までお気軽にご相談ください。

SHIELD 井上